Senki

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のSenkiのレビュー・感想・評価

5.0
ウェスアンダーソン節炸裂!!!
最高でした。

きっちりしたカメラワーク、芝居の様もまるで舞台でやっている演劇を見ているかのよう。

画角も場面によって変わったりしていたけれど、違和感全くなし。スムーズ。
音楽もおしゃれだし、序盤の画面に出てくる色もカラフル。とにかくおしゃれ!!!

途中のアニメーションになるシーンもワクワクさせられた。

1冊の雑誌を読み進めていく映画なのだけれど、映画なんだけれど本当に雑誌っぽくて良いし、端々に監督のこだわりを感じられる。(エンドロールでさえも!!!)

字幕も読みたいし画もじっくり見たいしで何度見ても楽しめる作品だと思った。

エンドロールの曲が静かなんだけれど、それを観客がじっと見ている様もなんだかシュールに思えてそこもよかった。

1番のお気に入りはモーゼスが画商と殴り合う?シーン。主観で撮られたり、色々な視点があったりだしドタバタだったりで楽しかった。
Senki

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