うぉーりー

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のうぉーりーのレビュー・感想・評価

4.6
まさに「観る雑誌」!

記者が書いた記事が映像で流れ、ナレーションはその記者が担当し、テーマもアートだったり政治だったりのオムニバス映画!モノクロ、カラー、アニメが混在し、監督こだわりのほぼ全シーンと言っていいくらいのシンメトリーフレームと上質な色使いとキレイなピアノのBGMが目と耳を覆ってくれる…(この映画を見た影響で文章が長くなり抽象的な表現になっています)

中でもDUNEでの記憶が新しい、ティモシーシャラメ、タバコを吸ってチェスをするシーンは本当にカッコいい。彼はモノクロが似合うこと似合うこと…

セットもふんだんに使い、映画というより舞台?演劇?を見ている感覚…すごい…
めちゃくちゃクセあるな〜ウェスアンダーソン…

でもめちゃくちゃ好きです。見た後なんか高尚なものに触れた感じがする。
うぉーりー

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