あか

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のあかのレビュー・感想・評価

3.0
いつものウェスアンダーソン。
新作の度に俳優たちが増えて豪華になっていく。三谷幸喜作品みたいだ。
キャラがたくさんいるということは出番が減るということだから、もっと演技を見たいって思ってしまうなぁ。
強烈な個性の記者たちが編集長の追悼記事のために団結するガヤガヤとした雰囲気は好き。そんな中でもクレメンツさんはポツネンとしてるのがいい。遺体が目の前にあるけども。
全部のシーンがオシャレ。エンドクレジットも普通に下から上に流すのではなくて、音に合わせて凝ってる。
エイドリアンブロディとティモシーを同じ画面で見てみたかった。
デルトロの狂人とても良い。若モーゼスと今のモーゼスが親愛を込めて入れ替わるの面白い。レアセドゥー、モザイクもなしに脱いでくれる。ティルダ様の一瞬のヌードは何だったんだ…
クリストファーヴォルツがマジでチョイ役。エドワードノートンもシアーシャローナンちゃんも。
ストーリーは特に好きな流れじゃなかった。みんなビターエンド。
今までの歪な家族のそれぞれの視点、同じ場所で起こるそれぞれの視点じゃなく、本当にバラバラの出来事だった。それなら30分ドラマのほうが見やすいしもっと豪華にできそうだなぁ。
あか

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