スーパーエイプマン

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のスーパーエイプマンのレビュー・感想・評価

4.0
『ザ・グランド・ブダペスト・ホテル』でそうであった以上に、語りの構造が入り組んでいる(『犬ヶ島』も時系列的には意外と複雑だったな)。加えて、スクリーンサイズやカラーさえも演出のために脈絡なく変えてくんだからそら見てて疲れるわ。
その分、画面の作り込み(カメラワークや俳優の動線含む)はこれまでで一番のように思えた。あのカフェの作りとかすげー。
個人的には最後の挿話のテイストが特に気に入った。