賛否が分かれるんだろうな。
ウェスアンダーソン作品に造詣が深い人なら、毎度のごとくの豪華なキャストも含めて雰囲気だけで盛り上がれそうだけど。映画を観ることを楽しむ映画というか。
ストーリーは難解な部分もあって、途中何度か着いていけなくなったりするも、考えるより感じろ的なメッセージとして、ふわっと腹に落とした。
ただアニメーションのシーンは楽しく、タッチも洒落ていて上手く挿入されていた様に思うし、そこからラストシーンへの展開辺りでは思考と感覚の融合みたいな感じで、自然と感情移入できていた。
観終わった後には爽快感みたいなものすらあったとさ。