ともぴー

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のともぴーのレビュー・感想・評価

3.9
鑑賞媒体:映画館

恥ずかしながら、今作で初めて映画館にてウェスアンダーソン監督作品を鑑賞しました。殆どの作品は目を通してました。
やはり、衣装美術に携わった
ミネーラ・カノネロの独創的で60年代フランスの洋服にある機能性を忘れさせない、フレンチファッションが観ていて可愛らしく思いました。

今作もダージリン急行やブダペストグランドホテルの様な遊び心がある、独創的な撮影方法がウェス節を感じさせました。

ただ、私の勉強不足のせいか
内容がかなり難しい笑
そして、字幕の速さよ。
ナレーションが早く追うのが大変!
特に学生運動のパートは頭に入らなかったです。もう一度観たいと思ったときに、なんとディズニープラスで配信が…!
仕事の速さにありがたき幸せです。

特に最初のパートが印象的でした。
ベニチオ・デルトロとレア・セドゥの囚人と看守の禁断の恋。
レア・セドゥが美しすぎる。そりゃ好きになるわ。自分の手には届かない物こそ欲しくなるのはめちゃくちゃ分かります。
まあ、一時はものにしていましたが…笑
モノクロで撮影されたパートでしたが
カラーやアニメーションで表現された、どの章よりも強く印象に残りました。

犬が島で消化不良なのを、一気に解消してくれましたね。今後の作品が楽しみです。
ともぴー

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