うおお〜雑誌を隅々まで狭く深く映画にしていく過程が凄く好き、情報量半端ない
いや〜愛(好き)を浴びられた気分やわ
雑誌というマスメディアにショットするのでなく、雑誌の写真や活字、著者の向こう側にショットしているのが本当に素晴らしい
アンダーソン監督の好奇心は向こう側までに行くんだなって
人生、社会背景、食、哲学、愛の詩的なフランスって感じだったね
雑誌が廃刊しても人生はまだ続く、酒や食べ物を手にし哲学や愛を語り合う著者たちのラストシーンに感動した
鑑賞後にどこか柔らかく温かな余韻が残るのも好き
アンダーソン監督の作品って、お気に入りページに付箋を付けるのと同じで、ワンシーンのページに折り目を付けたくなるよね