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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のminicoのレビュー・感想・評価

3.9
画面から目を話すとあっという間に置いていかれるので、配信というかたちだと途中でギブアップしてしまう人が多いのも頷ける。

でも散りばめられたシュールな笑いや、圧倒的な画の美しさや作り込まれた洒落たディテールなど、観終わった後の充足感、満足感すごい。

キャスティングも良すぎる。ティルダ、ティモシーシャラメ、マクドーマンド、オーウェンウィルソン…最高だな。

上映当時、配信でみれば充分という意見が多かったため映画館には足を運ばなかったのですが、個人的には映画館で観れば良かったと後悔の嵐。

エンドロールの表紙たちもとても素敵。
映画ポスターも観終わった後に見てみるとすごく良い。

それにしてもウェスの作品と日本語字幕は相性が悪い。字幕がウェスの作り上げた画を台無しにしているし、情報過多になりがちなんですよね…
とはいえ字幕なしで見るほど英語力がない自分。トホホ。
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