犯人が分からない。
内容は、浜中なつめは警察学校の卒業式の夜、過失で弟を事故死させ、自分の視力も失う。警察官になることを諦めたなつめはある日、自動車事故の現場で少女が助けを求める声を聞く。誘拐事件を疑ったなつめは警察に訴えるが十分に捜査してもらえず、自ら動き出す......というもの。
ただのサスペンス映画ではなく、目が見えないというハンデがありながら、犯人を追うという内容に新鮮味がありました。前半で犯人が分かった人もいるみたいですが、私は明かされるまでわからなかったです。
ビデオ通話を使って方向を指示する所とか、『ドント・ブリーズ』の盲目おじさんみたいに、音で判断して行動する所は見応えありました。あと、殺人鬼の犯行が結構残酷でびっくりしましたね。ただナイフで刺すだけみたいな犯行ではなく、信念を持って人を殺害する様子に狂気を感じました。
犯人と対峙する終盤よりかは、事件の真相が明らかになっていく中盤の方が個人的に面白かったですね😌