このレビューはネタバレを含みます
あまり評価は高くない。
特に地下鉄のシーン。犬を傷付けられるシーン、それにより主人公が心折れかけてはるとに叱咤されるシーンが描きたくてあの逃走劇になったのだろうけど、行動選択にリアリティが薄過ぎる。
直前まで追われてたのだから犯人の姿が見えなくなっても駅員に保護を求めて警察を呼ぶのが最善。
はるとくんも自分はナビゲーションしながら周りの人間に通報を依頼するのが妥当。
でもそうしない。何故ならエレベーターに追い込まれ、愛犬が犯人に立ち向かい、目の前で刺される絵が欲しかったから。
個人的なNG展開だけど、観客を泣かせるために安易に動物を犠牲にしたり、名誉なくサブキャストをかませ犬にする脚本は好きじゃない。
唯一、クライマックスの犯人との無音での対決の演出は好きだった。