吉岡里帆の演技が良かった。
つか、初めてポスター見たとき、その眼差しに何か不思議な魅力を感じた。
コピーを読んだら「視力を失った元女性警官」と・・・。
なるほど、この眼力にはそういう意味合いが込められてたのか、と納得してしまった。
うん、その時点で前情報も何も無かったが、鑑賞するって決めてしまった。
それぐらいこのポスターの彼女は魅力的に感じたｗ
いや、俺以外でも似たようなこと思った人少なくないと思うよ！
本編の方は期待通り、吉岡里帆の演技が光ってた。
実は彼女のこと、URのCMぐらいしか知らんかったけど良い女優だねぇ←無責任な発言／(^o^)＼
演技が上手い云々じゃなくて、何だろうな・・・役に入り切ってる感じがいいよね。
いわゆる憑依タイプの女優かもしれん。これからの出演作も注目したいな。
周りの助演俳優もいい！
大倉孝二や田口トモロヲのコンビとか個人的にツボなんだけど、
制作陣は警察をバカにしてるのかな？けっこう演出がマヌケ過ぎて、その点は萎えたな。
原作の韓国映画観てないんだけど、韓国では警察をマヌケに表現するのがデフォ？
そんなイメージも無いんだけど・・・。
（と、書いてて気づいたけど、ま～た韓国が原作の映画のリメイク版を先に観ちゃったよぉ('A`)
「サニー」のとき散々原作を先に観るべきだと反省したのに・・・。）
頭いかれたサイコ野郎の猟奇殺人の流れは「セブン」を彷彿させられ、
クライマックスで暗闇のシーンは「羊たちの沈黙」のクラリスとオーバーラップした。
作品としては、もうちょっとプロットに一工夫あればなぁって感じ。
すごく面白いのにあくまでも娯楽映画の域からは出ていないかなぁ。
ちょっと、ご都合的な展開が多かったかもね。
ただ、吉岡里帆の名演はじゅうぶんに堪能できるし、
深いこと考えずにハラハラドキドキを楽しむには、良い映画です！
