mari

見えない目撃者のmariのレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.7
府に落ちないシーンが多くありつつも、
終始押し寄せる緊迫感で息をつく暇もなく、
気付けば最後まで鑑賞していた。

過去の後悔はもう何をしても変えられないから、
全て抱えて背負って生きていくしかない。
とてつもなく辛いけれど、どうしようもないんだよ。
辛いよね、苦しいよね。

それと何よりも、眼が見えないからってなめんなよ。
電気ショートさせてもお前の方が圧倒的優位な中、
こっちは視覚以外のもので、
頭脳と支えで立ち向かってるんだよばか。

自分の欲求ぐらい自分自身で解決して。
サイコパスなんて言葉に甘えないで。

痛い痛い痛い、やめて、あぁ…って
正義の無力さのシーンが一番観たくなかった。
正義感とプライドより自分が大事だよ。
そんなの誰が喜ぶの?
ちょっと落ち着いて欲しかった。

何よりも、パルはいい子。世界でいちばんいい子。
mari

mari