途中までは割りと楽しく見られたけど後半は蛇足が過ぎる。
民俗、伝承系の怖い話と思わせておいてその辺は全く掘り下げずにもやもやっと終わった。
どうやって生まれた化け物なのか、なんで異常に目がでかいのか、なんで鈴付いた紐が掌貫通させられてるのか、なんで見たら眼球が破裂するのか、気になることが多いけどなんにも説明してくれないし、ラストの力技が酷い。
無駄な描写や設定は要らないからもっとシライサンの正体や目隠村について迫ってほしかった。
シライサンのビジュアルは不気味で普通に怖かったけど、出現する前に電気や空が点滅したり鈴の音がしたり、ある程度距離が空いた所に現れるから急に出てきて吃驚するということも無く、眼球が破裂する描写も1箇所しか無いのでホラー映画にしては良心的。
