タイラダでん

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男のタイラダでんのレビュー・感想・評価

4.0
いわゆる『なめてた相手が実は(以下略)』映画。
ストーリーはタイトルどおり、「ヒトラーを殺し、殺し続けた老人が、世界を滅ぼしかねないカナダのビッグフットを殺そうとする」というもの。
ではアクション映画かと思いきや、本編は現在と回想とを行き来しながらあくまでも静かに進んでいきます。ところどころにある本気の決めカットが素晴らしく、制作サイドの本気度が伝わってきます。決してタイトルだおれのキワモノではない。騙されてはいけませんね。

万人受けはしないでしょうが、少なくとも凡作ではありません。一見の価値ありです。