オクタビア・スペンサー主演の復讐劇。物語のメリハリが弱く、クライマックスに全振りした感があるが十分に楽しめた。スペンサーをもっと狂わせてほしかったのが本望。
ルーク・エバンスのとあるシーンは震えた。ダイアナ・シルバーズが最高に美しい。
Netflixのサムネでドアップのオクタビア・スペンサーに見つめられ続けていて気になっていた作品です。
スリラーは好きなので結構楽しみだったうえ、ここ最近個人的に注目度高まっているダイアナ・シルバーズが主要キャストで出演。とにかく眼福でしたね。
スリラーとしては及第点。ただ目を伏せたくなるほど恐ろしい描写がいくつかあるので、グロ耐性弱い方はお気をつけください。
本作はスペンサー演じるスー・アンという謎の女性が未成年たちに優しく振る舞いながらも狂気じみた行動に移っていくというもの。
作品の中でスー・アンの出自などが明かされていくんですけど、ここが本作のメリハリを弱くしてしまった要因に感じてしまいました。
もっと終盤まで“謎”を前面に出してもらった方が恐怖度も増したのに勿体ないなぁと。
リベンジスリラーものなので、もちろんスー・アンがサイコパス的な行動を取ってしまうことに理由付けがあると説得力が増すのですが、それを早めに明かしてしまうことで彼女に同情心が芽生えてしまうのはダメだなぁと感じてしまいました。
それにしてもスー・アンに狙われる女子高生のマギー・トンプソン役のダイアナ・シルバーズが超絶美人。『ブックスマート』で関心を持った女優ですが、今後のさらなる露出と活躍に期待したいところです。
※2021年自宅鑑賞251本目
