面白いんだけど、コッテリラーメン食べに行ったのに出て来たのがあっさり醤油ラーメンだったような感覚。
予告を見た段階ではもっとエキセントリックに突き抜けてくれる映画だと思ってた。
園子温のブレイク以降、この手の映画の企画って通りやすくなってたりするんだろうか。
もっと脳汁全開で細かいことは置いといて腕力で強引に引きずり回してくれる映画を期待してたのに、そうでもなかった。その所為で終盤ちょっと出てくるアニメパートに全くノれない。実写では撮れないから泣く泣くアニメにしたようにしか見えない。
「キルビル」のアニメパートみたいなのを期待してたんだけど、ちょっと期待し過ぎたか。
笑えるとこは沢山あるし、血もちゃんと出るし、生首も出てくるし、ストーリーも悪くないし、面白い映画なんだけど、なんか残念。