レイチェル

パリに見出されたピアニストのレイチェルのレビュー・感想・評価

4.2
かなりの良作。経済的に厳しい家庭の青年が才能を見出され、紆余曲折を経て、やがて開花する王道ストーリー。

この青年マチュー役はジュール・ベンシェトリ。ユペール様の『アスファルト』で向かいの部屋の少年役として好印象な彼、またポイントアップ。繊細なダウンタウンボーイに心を持ってかれる。

ピアノは裕福な家庭のイメージだけど、才能は思わぬところにあるもの。街角ピアノ、侮れない。素晴らしい演奏はシロウトでも良さが分かった。ピアノを弾いてみたくなって、危うく電子ピアノを買うところだった。
レイチェル

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