haru

パリに見出されたピアニストのharuのレビュー・感想・評価

3.4
ピアノの森と重なる部分があった。

ストーリーの組み立てはありきたりだが
ピアノが好きなので私は好きだった。

ピアノの演奏って心と連動しているなぁ。
同じ曲でもその時の感情によってまるで違う曲になる。
私自身、苦しみ、悔しさ、怒り、悲しみなど感じた時はよくピアノにぶつけていたが
心穏やかな時に弾くよりもフォルテやクレッシェンドなどがより際立ったり細かなニュアンスが出る。
それってやっぱり万人に共通するもんなんやな〜って思ったし、もう一度ピアノと向き合ってみようって気持ちになった

コンクールでの演奏は特に見事で、
胸に刺さりすぎて泣きそうになった
ピアノやっていた(やっている)人は
グッとくるものがあると思う。


セーヌ川や街並みを見ると
またパリに行きたくなった。
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