はちどりのNickのレビュー・感想・評価

静かで、痛々しく、理不尽。

そこに心地よさはない筈なのに、その空気に緩やかに溶け込まされるような作品。
咀嚼音がなかなかにクチャクチャしていてやけにその音量も大きくて良かった！

この作品を観て感じたのは、観客に対しての感じろ、そして考えろという投げかけかなと。
自分はあまりたくさん観てきた訳ではないけど、韓国映画ってそうした部分が方向性問わず鋭いから好みとは別の良さを感じるのかなって思いました。