ろきたん

ブラック・ウィドウのろきたんのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.6
『孤独な暗殺者は
 なぜアベンジャーズになったのか』
「ブラック ウィドウ」鑑賞記録✨

〈個人的に好きな点〉
①アンサー映画的作り
②サイドキャラの魅力
③伏線

〈ストーリーについて〉
すごく短い間の出来事を描くストーリーで、構成は少し甘い部分もあった気がしたが、必要最低限の背景説明があったため矛盾点は基本なかったように感じた。しかしながら個人的にはよりストーリーを丁寧に描くべきであったのではないかと感じた。ナターシャの選択に対するアンサーできた立ち位置の作品であると感じる点が多かったが、そのためには描き方が少し不足していた気がした。

〈登場人物について〉
主な登場人物はボスとその兵士および兵隊。ナターシャとその家族。冷酷さと一種の温もり。この対立構造をうまく表現できたキャスティングだと思った。登場人物の中で最も素晴らしく感じたのはフローレンス・ピューである。彼女の立ち位置はかなり素晴らしく、さらにその演技によってより際立っていたと感じた。

〈おかえりマーベル映画〉
かなり久しぶりのマーベル映画だった。そのために期待感も高かったのも事実である。そのため忘れていることも多くあったため、是非とも他作品も見返さなければならない気がした。フェーズ4の始まりを公開日に観られたことを非常に嬉しく思う。
〈総括〉
この映画はエンドゲームのアンサー映画であるように感じた。そのため映画内の設定は意外と浅く感じてしまったのかもしれない。(エンドゲームが壮大すぎてかもしれない)しかしこの作品内でも先の伏線がはられているため観ないわけにはいかない作品であると思った。これからの展開に非常に期待している。
ろきたん

ろきたん