まず何より、フローレンス・ピューのツラ構えが良い。
まさかここまで一級のアクションアドベンチャー作品で、スタアとして輝こうとは!
スカジョ姐さんが良いのは、もはやわかりきっているので、ピューや敵役のレイ・ウィンストン含め、キャスティングの妙が素晴らしい。
各キャラクターにちゃんと人間ドラマがあり、スケール感とバラエティに富んだマーベルシリーズのアクションも健在。
アクションシーンで1.90:1の画郭に広がるIMAXの開放感も楽しみました。
満足度は高いです。
…作品に罪はないですが、ここからは苦言。
これだけの【映画】を、さっさと配信に回してしまうディズニー経営の愚かさよ。
おかげで上映しない映画館が多いので、作り手の届けたかったものをきちんと受け取るために、不便を感じながら、制約ある中で劇場を探して足を運ぶのでした。
映画を観るひとたち、映画を上映するひとたち、双方を軽んじてると、いつかバチが当たりますよ。