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ブラック・ウィドウのmmのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

公開2日目に鑑賞。何故か満足感が過去のMCUと比べて低かったです。おそらく既視感が大きかったのかと思います。みたことあるようなカーチェイス、みたことあるような世界各地の移動、昔の007的な悪役、ウィンターソルジャーで見たことのある後ろめたい相手との戦いと既視感だらけでした。あとメインで宣伝されていたタスクマスターの強さがいまいち描き切れておらず、本作がMCU版MI +007+ワイスピであり、非常に良くできた作品ではあるがそれら作品とよく似ているからこそ私には過去MCUと比べた満足感がないだけかもしれません。
ブラックウィドウの着地シーンのパロや各種ブラックジョーク、レッドガーディアン絡みのジョークは楽しかったし、刑務所脱獄の場面は上がりましたが、もっと新し映が見れたのでは?とか、あんなにでかい施設が空中にあってもシールドがあれだけ空を飛び回ってたら絶対気づくだろ!とか、タスクマスターvsレッドガーディアンは仮想キャップvsレッドガーディアンができたじゃん!とか、女性搾取の表現の仕方についても中途半端でもっと攻められたのでは?とか、最終ヴィランに対してのザマぁ!感が足りない!ウィドウがあれだけいるのだからザマぁできるだろ!!とか、インフィニティーウォーに繋がるならキャップとの合流を描いてくれよ!とか、ポストクレジットシーンも結局ディズニー+の為のシーンかい!とか、よけいな雑念にもやもやしてしまうのはエンドゲームというとんでも大作と近年のスパイ映画を経験してしまった因果とないものねだりかもしれません。新しい感動がしたい!新しい映像が見たい!という邪悪な欲求が作品の評価を曇らせてしまっているのかと思うと宇多丸師匠の評を聞いて襟をただしたいと思います。何回か見るつもりなので感想は変わる可能性があります(笑
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