スカーレット・ヨハンソンが007の台詞を暗唱する映画。
何というか、実に真面目なスパイアクション映画という感じ。それも結構ガッツリと体を張った肉弾系のアクションが多くて大変好みの辺り。容赦なく追い詰めてくるタスクマスターのしつこさはどことなくターミネーターっぽくもありおっかなかった。姉をついつい真似てしまったエレーナはキュートで可愛いけど、ナターシャに負けず劣らずの動きが素晴らしかった。
エレーナの活き活きとした感じやアレクセイのポンコツマッチョなキャラクターは愉快で楽しいんだけど、如何せん真面目な話なので、若干トーンの統一感がチグハグに見えたなぁと。ギャグパートはギャグパートでそこだけふざけるとか、メリハリがある方が好きでーす。
フローレンス・ピューの目覚しい活躍ぶりを見て今後も期待。あんなに動けるとは。