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ブラック・ウィドウのxavierのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.5
すべてを解放する時が来た…
孤高の暗殺者ブラック・ウィドウの前に突然、妹のエレーナが現れる。2人は自分たちを暗殺者に仕立て上げたスパイ組織レッドルームの秘密を知ってしまった為、組織から命を狙われる。
姉妹が頼れるのは、かつて組織によって作られた偽りの家族しかなかったが
レッドルームの陰謀は、この"家族"の再会に仕組まれていた…
ストーリーはこんな感じ。
MCUシリーズの初期から登場し謎多きキャラクターでもある"ブラック・ウィドウ"。この作品では彼女の過去が紐解かれると共に彼女の"家族"についても描かれます。
オハイオの自然の中を疾走する、小さい頃のナターシャのシーンから始まる
父親アレクセイと母親メリーナ、そして妹のエレーナと幸せな日々を送っていた。でもこの家族は血の繋がりなど無い偽りの家族。そこへSHIELDが急襲し、派手なカーチェイス&銃撃戦を繰り広げた後、家族はバラバラに…

その後、ナターシャはアベンジャーズに入る訳になるんだけど、ソコヴィア協定によりアベンジャーズは分裂、そして彼女は追われる身となってしまう
この作品は、その後の彼女の事が描かれています。

アクションシーンはマーベル作品ならではの大迫力。謎の暗殺者"タスクマスター"との戦いや、彼女を暗殺者として仕立て上げた"レッドルーム"との戦いは凄かったなぁ…
そこに彼女の"偽りの家族"の面々が絡んでくるんだけど…

まぁ、一番目立ったのは妹エレーナだよね。彼女もナターシャと同様にレッドルームにより暗殺者として育てられてるからね、ナターシャともタメを張れるぐらいの戦闘力だしね。
それにしてもエレーナ役のフローレンス・ピューにはビックリ!
"ファイティング・ファミリー"でのプロレスラー役でも余りにもプロレスラーとしての自然な動きには驚いたけど
今回の役にも驚いた。多分、かなり特訓を積んだだと思うけど、アクションは凄かったなぁ。
小さい頃にナターシャと別れているのでよそよそしい態度なんだけど、ブラック・ウィドウのお決まりのポーズを
「私だったら、あんな恥ずかしいポーズは出来ない」と言い放つほど徐々に距離が縮まっていく姿も良かったなぁ

父親のアレクセイも何気に強烈だよね
オープニングシーンのアレクセイと刑務所に収容されてるアレクセイの激変ぶりが衝撃的だったし。それに"レッドガーディアン"の格好も…
それに比べたらメリーナなんて…

そんな家族と協力しながらレッドルームの壊滅を目指す作品の後半はハラハラ&ドキドキで面白かったしね…
久々観たけど、やっぱ面白かった!

因みに、オルガ・キュリレンコが意外な役で出てます。そしてナターシャの少女時代をミラ・ジョヴォヴィッチの娘エバー・アンダーソンが演じているんだけど、やっぱ親子だよね面影がソックリだったなぁ…

さて次は、やっと登場となる"ドクター・ストレンジ"だなぁ。
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