1号

映画はアリスから始まったの1号のレビュー・感想・評価

映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)
4.0
映画史に関する卓越した論文の映像化か、執念の調査報道か、という感じの労作ドキュメンタリーだった。
類い稀な才能を発揮し、映画草創期の最重要人物の一人だったはずの女性が、いくつもの功績を別の男性のものとされ、後世に名を残すことなく埋もれてしまっていた。
非常に意義深い素晴らしい作品だがハリウッド的華々しさはない。その本作のEXプロデューサーにJ・フォスター、プロデューサーに俳優を引退したR・レッドフォードがクレジットされているのを見て、映画人としての誇りを感じた。
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