こだわり道場師範代

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -のこだわり道場師範代のレビュー・感想・評価

3.0
【なんか「劇場版」より面倒くさく思えてしまいました。】
監督さんは、『響け!ユーフォニアム』シリーズの藤田春香。
2020年9月公開の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一年前に公開された作品ですが、順番からすると「劇場版」を先に観ないとワケ分からんです。
TV放送は2018年にされていたので、TVを観てた人はどっちが先でも大丈夫なんでしょうけど。

物語は、生い立ちが粗雑な貴族の娘をレディーにする役として主人公が派遣されその生い立ちに関わる人間とも新たな人間関係を築いていく…とか言う話し。

世界観が少し変わってますね。
主人公のハイテクな義手を作る技術がある世界なのにそれ以外は蒸気機関車にランプと言ったような雰囲気。
そして絵柄や設定がどことなく少女漫画チックで「キャンディーキャンディー」なんかを思い出す。←例えで歳が知れる…

えっと、絵も丁寧だしCGも使いコテコテせずにキレイに描かれてると思います。
ストーリーも破綻無いし良いんですが、お涙頂戴調なのがどうもピンと来ません。
作品が好きな人に水を差すような発言で申し訳ありませんが、自分はなんか「劇場版」の時より面倒くさく思えてしまいました。