青豆

天国にちがいないの青豆のレビュー・感想・評価

天国にちがいない(2019年製作の映画)
3.5
タイトルの"天国"というのは、やはりパレスチナのことを指すのだろうか。
パリやニューヨークをとおして、故郷を顧みてみると、全く違っているようでいてどこか似ているところもある。
最後のクラブシーンなんかを見ていると特にそう思う、世界のどこでだっていい感じの音楽とお酒があれば、人々は楽しく踊れるのだ。
渦中にいるとどうしても盲目的になってしまうが、客観視してみると見えてくるものもあるよね。
散りばめられている小ネタの一つ一つにもきっと意味が込められているのだろうけれど、なにしろ主人公(監督)が全くと言っていいほど(唯一の台詞が"ナザロ"?)喋らないので、言葉に頼りまくりの自分にとっては殆ど理解できず。パレスチナ問題についての知識があればもう少し理解が深まったのではないかと、無知さを反省。
青豆

青豆