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燃ゆる女の肖像のmuguetのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
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自由と寂しさ
音楽を語ることはできない
燃える炎と波の音
永遠のモチーフ
オルフェとユリディスの物語
28ページ
最初と最後の再会
ヴィヴァルディ四季より夏

島の風景と衣装や美術、そして揺れ動く感情。全てが映像の中で繊細かつ力強く、どこを切り取ってもロマンに満ちていた。19世紀の女性が主体となって動くことができなかった男性社会の時代をこの映画の中では男性の存在を一切映さなかったところに監督の意志を感じる。見つめる愛と見つめられる愛。言葉で語ることの出来ない絵や音楽の神秘性。
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