やたらと絶賛されているらしいこの映画
いや、良い映画だなあとは思った
画面に映り込む物たちの上質な質感
静けさの中に響く心地良い生活音
こつんこつん
しゃっしゃっ
ざくっざくっ
そして随所に挟み込まれ
美しく響く音楽
なんだか観ていて
五感が研ぎ澄まされ、
そういう意味では非日常的な映画体験だった
が
ストーリーとしては
女性2人の恋愛
所謂LGBTQ物で
君の名前で僕を呼んで、も然り
純粋で綺麗な物語だなあとは思うのだけれど
イマイチ乗り切れない部分がある
時代に即しているからこれだけ
評価されるのかなあと考えたり
それは自分がストレートだからなのか
人生経験が足りていないからなのか
とりあえずもう一度観てみようと思う