すごい作品を観ました。
18世紀のどの階層の女性にとっても、自由がきかない生きづらい世界。「今でも変わってないかもしれないが)
そのフランスの片隅で、嫁ぎ先に自分よりも先に届く肖像画を製作するために出会った2人の女性。
画家として冷酷なまでにストイックな女性と自分の熱い気持ちにのみ突き動かされる対照的な女性。
言われてみれば登場シーンから性格をうまく描写されてる。
冒頭は予想通りの通りの展開なのですが、途中から「あれ?」と想定とは違う方向に話が進んでいき…。
島の中ではほとんど男性も出ず、音楽も極力排除されている。
それでいて登場人物はほとんど2人。
圧倒的な絵力で全て持ってかれた。
途中のソフィーのシーンはあれ、おばあちゃんの嫌がらせだよな。
凄いものを観ました。