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燃ゆる女の肖像のもぐもぐのネタバレレビュー・内容・結末

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

風景、人、全てがキレイです。


静かな映画と思わせて、暖炉でパチパチ爆ぜる火のような、静かに見えて燃えている映画で、心が揺さぶられます。


娘の見合いのための人物画を貴婦人に描いて欲しいと頼まれ、描きに来た画家のマリアンヌ、何度も人物画を描きに来た画家に描かせなかった娘エロイーズ。

マリアンヌとエロイーズが恋に落ちる。

絵を描く女性が出てくるしか知らないで
映画を観たんですが、2人が恋に落ちているのも気づかずに観ていました。

恋に落ちていた、落ちる前というと
見方が変わります。

この映画は最初と最後しか男性が出てきていません。

でも、妊娠したから子供をおろさなくてはいけない、結婚しない、等。
男が映像にいないものの、男の気配があります。

女では生きていけない。
男に縛られている、支配されている。

女性達が歌っていた曲が『私たちは逃げられない』というラテン語のものらしく、
ゾッとしました。

絵が描き終えるまでの、わすがな時間の
恋人期間は幸せそうでした。

ラストは、ウッ!となる衝撃的なラストです。モヤモヤ、色々考えられます。


もう一度観たい映画です。
映画観で見られてよかったです!
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