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燃ゆる女の肖像のcarrotのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
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限られた時間
限られた場所
限られた登場人物

だが、それぞれの心情の変化や秘めた思いを、
表情や仕草、演出で、丁寧に表現している

美術のセンスが素晴らしく、西洋の宗教画のような画力に見惚れる

君の名前で僕を呼んで の女性バージョンのよう

同性の恋愛の場合、どこから愛が芽生えたのか
気づかない場合が多く、
もう一度、その後を知った上で、みたくなる

オフェウスの神話の新解釈と、それが最後の別れのシーンに繋がるのが素晴らしい

ラストシーンの長回し
エイローズの感情を見るものに伝える
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