母親の支配により、
精神世界に閉じ込められた中で、
ボーの精神は完全に破壊されてしまった
途中、
再会を約束した女性や、存在を信じる父親によって、精神を救われかけるが、
やはり最後は全てを母親に破壊>>続きを読む
毎日、決め事や習慣を繰り返すことは、ある意味では精神安定剤になるのかもしれない。
不確かなこの世の中では、特に。
普段から見慣れてる、隅田川沿いやスカイツリーのある風景に、心打たれる
人生は夢の中の夢であり
とても儚い
脳は次第に壊れるし、心臓もやがて壊れる
人の最期というのは
誰もが避けて通れない
その現実を否応なく見せつけられる
最期があるからこそ
今を丁寧に生きなくて>>続きを読む
白人至上主義であるKKK、フリーメーソン
白人以外の人種を軽視し
その命や財産をためらいもなく奪っていく
資産や権力の拡大しか頭にない彼ら
そのおろかさや因果応報を描き切る
それとは対照的に、>>続きを読む
劇作品とその舞台裏が交錯
制作の裏側にも物語があり、
それらを知ることで作品の深みが増す
亡くなった奥さん役の女優との掛け合いが切なかった
パステルカラー調の画面、
横に移動するカメラワークが特>>続きを読む
子供は誰しもが不思議な能力を持ちうる
それは場合によって、大人の理解を超えるものもある
特に、家庭環境や親の影響により、閉じこもりがちな子の場合、その能力は育っていく。
まるで自分の友達のように>>続きを読む
輪廻転生
魂は終わらない
醜い容姿でこの世に生まれたのは
魂の修行のため
信条深く精いっぱい生きた彼は
来世で どのような姿に生まれ変わるのだろうか
もし、私が来世で彼の容姿で生まれたならば、>>続きを読む
欲(富、嗜好品)は人を滅ぼし、
愛は人を再起させる
人生で最も大切なのは
誰かを愛し、信じること
愛があれば、
どん底からも這い上がれる
閉鎖的な田舎の街では、
過去の悪行や人間関係を修復でき>>続きを読む
世界は一つじゃないし、
時間軸は一つじゃない
生き別れた者とも、
どこかで繋がっている
若き日の母との別れの場面が切ない
彼女が火を扱えることから、
「お母さんは大丈夫」
と確信し、囚われていた過>>続きを読む
上流階級の理想的な家族
本音を言わず、
それぞれが仮面を被ったような雰囲気
しかし、マーティンの登場により
それぞれが本性をあらわにし
家族への本音や欲望が飛び交う
やがて判断力を失っていく>>続きを読む
戦うことでもなく、
放棄することでもなく、
村を出ることで、
自分たちの意思や尊厳を守ると決めた彼女たち
それも、強行ではなく
じっくりと話し合い、
ぶつかり合いながらも考えを深め、
壮絶な議論の>>続きを読む
誰の主観かによって、
悪の対象が目まぐるしく変わる
その度に対象者に感情移入し、
同情の念を抱く
登場人物それぞれが
問題を抱えながらも生きる日々
あることをきっかけに
炙り出されていく真実>>続きを読む
極限に追い込まれた人間の精神崩壊
非現実世界への逃避
ベトナムの僻地で楽団を率いるラストは
地獄の黙示録のカーツ大佐を彷彿
最後の楽団に貧乏ゆすりをする男性がいることから、
あのシーンは、>>続きを読む
大学生
大人でもなく、子供でもない、中間
人生
性欲
自己表現
様々なことを
経験によって理解していく
その過程で成長し、開花していく主人公が眩しい
あどけない表情の少女から
最後は、自身に満>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
成仏できない霊
愛する人を残して死んでしまった
現実を受け止められない
彼女が帰ってくることをずっと待っている
何年も何世紀も
しかし、
彼女の記したメモを読み、
成仏し、現世を去る
メモの内>>続きを読む
産廃業者と村の癒着
自治体ぐるみの隠蔽
無責任な大人たちが生み出した産物は
一番弱い者に降りかかる
「みなが同じ顔をして同じ場所へ向かう光景が怖かった」
それはまさに現代社会そのもの
主人公もそ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
敬虔なイスラム教徒にとって、教えを守ることは、
他の何よりも重要なことであり、
信仰が生活の中心である。
コーランには、神の為の人殺し(ジハード)さえも許可されている。
宗教色の薄い日本に住んでい>>続きを読む
人間らしさとは?
本当の善とは?
どんなにおぞましい姿でも
彼は最後まで愛に生きた
娘と対峙するラストが圧巻
エッセイの言葉と重なる彼の人生
ひたすら暗い家の中を映してきたスクリーンに
突如差し>>続きを読む
生きることに必死になると
周囲の存在の有り難みや
人間としての道徳感
が分からなくなる
そんな彼と道を共にする少女の
絶望
無力感
最果ての極限を見させられる
生きる意味を問う作品
「人生はそれでも続くのよ」
ラストシーンで妻がかけ続ける言葉
全てが過ぎ去った後で
とてつもなく恐ろしい言葉に聞こえる
これはある種のホラー映画だ
人生そのもの自体がホラーだし
何かが少し狂えば>>続きを読む
人生は、無限の可能性を同時にもっていて
今ある自分は、数々の選択の上に成り立っている
それを知ることで、
人は優しくなれるし、他者を受け入れられる
宇宙の大きさ
多次元の存在
知的好奇心を駆り>>続きを読む
人は
人によって絶望し
人によって希望を与えられる
出合いは
人生を彩りもし、
人生を暗くもする
喜び
喪失
その全てが人生
正しいことを追求し
悪を許さない
信念を最後まで貫き生きることの大>>続きを読む
愛するものの為なら
人は簡単に悪になる
冷静さを失うことの怖さ
小さな悪が、
だんだんと大きくなり
やがて、自己の破滅に繋がる
ドレス姿のシュールな少女の破壊力がすごい
「人生は愛が全て」
「人を愛することが生きる意味」
そんな普遍的なテーマを
「人喰い」をバックグラウンドに
見事に描ききった純愛物語
究極の愛の形を見せつけられるラストは圧巻
「事件の加害者=悪」
と捉えてしまう大衆心理
しかし、
罪を犯した側も、その家族も、
計り知れない苦悩を抱えている
「自分って何?幸せって何?」
出口の無い問いの中で
もがき苦しみ続けてきた加害者>>続きを読む
閉ざされた島
限られた人間関係
そこから生まれる
閉塞感、悪意、絶望
「人生は死ぬまでの暇つぶし」
自暴自棄になり、心を見失いそうな男
親友を傷つけ、自身を傷つけていく
最終的に、
友に与えた>>続きを読む
これ程までに
人々を動かし、崇められ、
「この人の為なら死をも厭わない」
と思わせるカリスマ性
彼ほどの先導者は、後にも先にもいない
彼の使命は、西側諸国やユダヤ人と戦うこと
命も心も、全てを>>続きを読む
現実逃避が作り上げたファンタジックな妄想世界
しかし、実際の世界は残酷
おとぎ話のようにはならない
魔法の扉は無い
どこへも逃げられない
最期までおとぎ話を信じたラスト
彼女にとっては
ハッピー>>続きを読む
空想と現実世界が混ざり合う
混沌(カオス)的作品
叶うことのない理想
やり直しのきかない過去
しかし、空想の世界なら
いかようでも創り出せる
精神世界にのめり込む主人公が見出した答え
「人生は>>続きを読む
どんな生き物でも
トリガーとなる事象やモノ
扱い方がある
うまく調教しなければ、
それは我々の能力を超え、凶暴化し
扱うことができなくなる
それは、得体の知れないものでも同じ
穏やかな心で、敬意>>続きを読む
回想と現実が折り混ざったラストシーン
温かい目で我が子を見つめる母
人生の何気ないワンシーンも
映画の1場面なのだ
人との巡り合い、別れ、再会
成功、挫折、再起
痛みと苦痛を伴いながらも
人>>続きを読む
職業選択、パートナー選び、結婚、出産
女性として生きることは、迷いや葛藤の連続
それについて悩まない者もいれば、
とことん悩み考え、追求する者もいる
「自分軸」で生きると決めたときに、
何かを手>>続きを読む
ドラッグに蝕まれた彼はもはや犬のように、本能のままに、目の前のものを貪り生きている。
それに、早く気づくべきだった。
コカインが犬の餌に思えてくる。
犬も人間も、餌をくれない者には用がない。 >>続きを読む
ナイトメアアリー =悪夢小路
深いタイトルの意味
場末のサーカスから一転、
華やかな世界
成功者が見る一時の幻想
因果応報、天罰
誰しもが抱える弱点、弱さ
それが、最後に身を滅ぼす
自分の限界>>続きを読む