トランスマスター

燃ゆる女の肖像のトランスマスターのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
5.0
♯119 傑作

舞台は中世のブルターニュ
主人公は、画家のマリアンヌ
貴族の婦人から彼女の娘の見合いの為の肖像画の依頼を受ける。
マリアンヌは、画家の身分を隠しマリアンヌに気づかれないよう自分の記憶を基に肖像画を描いていく。

◆良い点/注目ポイント
・音楽、詩、美術アート全般に対するフランス人のこだわりが素敵です。
・マリアンヌとエロイーズとメイドさんの3人による群像劇。静と動の描写のギャップが凄い。
・ワキ毛もアート作品

◆改善点
・なし

◆総括
・劇中の黄泉の国から妻を連れ帰るイザナギノミコトのような物語で、夫が振り返ってしまい妻と永遠に会えなくなってしまう逸話も伏線。

ラストのエロイーズのセリフ
28ページ
オーケストラのロングショット

今思い出しても【鳥肌が立ってしまう】
感動作。
マジでオススメです。

-2022年 119本目-