このレビューはネタバレを含みます
マリアンヌが振り向くと絵画みたいに美しい幻影通りのエロイーズがいて扉が閉まる、神話と重なるシーンが一番好き。鳥肌がたった
それと肖像画のエロイーズと最初の再会をして口で息をするマリアンヌが、28ページに挟んだ指に気づくシーン
コンサートホールで思い出の曲を聴きながら咽び泣くエロイーズと最後の再会
会うどころか連絡も取れない、写真の技術もない時代にお互いに忘れずにずっと想い続けたんだろうなって思うと切ない
色んな感情が混ざるけど一番はやっぱり切なかった。
そういえば途中で緑色の怪しいクリームを脇に塗り込んでた、植物由来のもので、飛べそうなくらいいいものってなんだろ?