長くない命の女優が自らの家族、友人を誘って過ごしたポルトガルの夏。
物語がきっちりと何処かに着地するのでは無いけれど、実際の人生もそうだなと思う。それぞれにそれぞれが持っている事情、感情、水彩画の様に描かれて重ね合わされている様な印象を受けた。
結構好きです、こういう映画。
印象的だったのはボンクラだと思ってた息子が女優の友人に話した母親への思い。
後、とにかくポルトガルの風景がもの凄く美しくて、緑や、浜辺や、タイルも、そしてラストのシーンの丘がとても良い。うっとりします。あの風景の中にいつまでも入り込んでいたい、ってなります。
ブレスレットどこにいったかな。