このレビューはネタバレを含みます
今までの人生がある程度、自分の思うように周りが合わせて来てくれた人は、「合わせてくれていた」ということに気付かず、死後についても自分の思惑通りにできる、と思い込んでしまう、というのは世界共通なんだな。
でも、当たり前だけど、それぞれの人に事情があるから、そううまくはいかないということを死を前にして気づかされる。
と書くと深い映画なのかもしれないが、単調で眠くなる。義理の娘(夫の連れ子?)が離婚しようとしてることは、よくわかったが、その理由がどうもイマイチ、ピンと来ない。
それに夫の魅力もよくわからない。あの母親なら息子がダメ息子になるのは、よくわかるが、あんな美しい女優の母が居て、息子や夫はあんな感じになるかな?と。美しい景色とか、街並、ビーチはいいんだけど、ただただ、淡々とし過ぎていて、で?それで?と思ってしまいました。