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シー・ユー・イエスタデイのnamのネタバレレビュー・内容・結末

シー・ユー・イエスタデイ(2019年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

うーむ。
タイムリープで繰り返される人種差別を表現した「隔たる2人の世界」
短編であのメッセージを観せられては
今作はタイムスリップするまでが少しタルい
そんでティーンエイジャーの愚かさをありありとリアルに見せて、それでも希望を捨てない「WAVES」ほど「愚かさ」にフォーカスできてもない

人種差別とかにフォーカスしきってもなく
途中強盗して人殺すのは同じ町の黒人で
その人たちがなんでそうなったかってバックストーリーもないただの悪役だったし
理不尽に警官がってところを掘り下げんし
とにかく主人公がわがままで愚かなんだけど共感できん愚かさ
それは過去から今に戻った時に生きた兄に対しての感動も、過去に戻って友達救うかこのまま生きた兄といるかとかの葛藤見せるべきじゃねぇのか
友達死なせといて「諦めるの?」ってよく簡単に言えるなっていう。
主人公の葛藤見えんから死が軽く見えてしまう演出。
なんかタイムスリップの描写もわざわざ80'sに寄せてるよーな
そこは現代っぽくしてほしいかも
時計回すカメラワークは嫌いじゃない
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