イギリスの捕虜になったドイツ兵が、敗戦後サッカーチームに入り活躍していく話。元彼がちょっと可哀想だったけど、主人公の周りの人達は段々打ち解けていくし、チームメイトも文句言いつつ受け入れてくれて、拍子抜けなくらい前半はわりと平和的に話が進む。が、後半から活躍の場を広げたことで、より外部の目に晒され批判の的に…。
「自分の恥を話したくない」と苦しげにいう主人公が辛い。子供を少なかったことをずっと悔やみ続ける彼を責めることに意味があるのか…
辛い状況の中でもひたむきにゴールを守り続け、プレーを通して信頼を勝ち得ていく姿に感動した。
