このレビューはネタバレを含みます
63歳のブリットマリーは、ある日長年連れ添った夫の浮気を知る。夫と別れ、再就職した先は…皮肉なことに夫が好きなサッカーのコーチ?
堅物で常に仏頂面ながらも、夫を心配する様子やしんみりした様子は伝わってくるのがいいです。
そんなブリットが堪え切れず一人で部屋で泣く描写は胸が苦しかった…。逆に彼女がデートではにかんで笑う姿は、なんだか少女みたいでかわいかった。
ヴェガはあの年ですでにかっこいい女の子です。
旦那に言った「一度でいいから汚れた服をカゴに入れて欲しかった。きれいにした床の上では汚れた靴は脱いで欲しかった。私がしたことを認めて欲しかった」このセリフが本当切実でさ、心をがしっとされた。
旦那は簡単に「言ってくれれば」と言った。確かにそうだけどさ、違うんだよ。
愛も感謝も言われてから伝えるんじゃなくて、気づいた時に伝えるのが大事なんだよ!
いろいろと考えさせられるいい作品でした。
1日ずつよブリットマリー、1日ずつ。