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レ・ミゼラブルのusamomのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
4.2
レミゼの舞台となったパリの郊外モンフェルメイユ
華の都パリの裏側
ISを匂わせる移民達の多く住む町は秩序がなく荒んでいる
そういう町の治安維持をする警察はああいう感じになるのは当然だと思える
薄っぺらい正義は通用しない
警察には治安を改善させる力はなく、維持する事しかできないのに全ての厄介事を背負わされている
それぞれの家庭に帰っての様子が少しだけ映されていたけど、凄く印象的だった..
一方、子供達目線でこの作品が描かれていたら僕らの7日間戦争の様な仕上がりなのだろうし..
“無情”な事による負の連鎖は現在も進行中なんだろう
ラストに出るヴィクトル・ユーゴの言葉
“悪い草も悪い人間もいない、育てるものが悪いんだ..” みたいのまさに
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