あかペン先生

レ・ミゼラブルのあかペン先生のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
4.0
字幕鑑賞。
2021年40本目。

ヴィクトル・ユゴー原作の【レ・ミゼラブル】の舞台にもなったモンフェルメイルで起こる貧困・暴力・宗教・格差を描いた社会派映画。

巧みな演出と緊張感ある映像。
様々なコミュニティが入り混じりそこに住む人々が抱える問題を垣間見た。

知らない見えないだけで世界には怒りと暴力が潜んでいる。今作でもある事件をきっかけにこれまで虐げられてきた者達の不満・怒りが爆発し取り返しのつかない事態に発展してしまう。
ラスト30分は心臓に悪いが目の離せない展開。
そしてラストシーン彼のとった行動は果たしてどちらか、、、

観終わった後はどっと疲れがくる作品でした。

友よよく覚えておけ
悪い草も悪い人間もいない
育てる者が悪いだけだ
by ヴィクトル・ユゴー
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