バック・ノール(2020)→アテナ(2022)を鑑賞してからの本作(2019)やから、インパクトが弱くなってしまうのは私個人の問題としても、BACのやり方が不味すぎて前半はちょっと微妙。
でも後半の団地のシーンなんかは、ラ・ジリ監督がアテナの脚本に携わってるだけあってこれが元なのね〜となるし、ドローンを物語の中に入れたのも良かった。
あとグワダがかっこよかった。
実際イッサのような子が幼少期からずっと怒りを募らせて、アテナのカリムみたいに群衆のリーダーになっていくことも容易に想像がつくし、ラスト最悪の事態を避けられたとも残念ながら思えない。
何が気に入らないんだ？！って言われてたけど、それはもう何もかも気に入らないやろうな。
BACの人間側にも家族がいて、彼らが普通に正義感を持って職務を果たせない状況ってのも同情の余地がないとは言えないけど、これはどうしようもないことなのか..
