Toko

家族を想うときのTokoのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.2
リアリティ。頑張っても上手くいかない事がある。悪い方悪い方へ。
苦しくて泣きそうになりながら、観た。報われない生活。

人を人と思わずこき使う会社と上司。介護職の奥さんがバス移動だなんて可哀想すぎた。子どもたちもどうしたら良いか分からず不安定だ。

では、どうすれば良かったかと言えば
まず、車を買うための借金がダメだ。
給料が良い仕事に着くことと、出費を抑えること。当たり前だけど、そのためにはずっと遡って準備が必要だった。
それから短気や暴力は絶対ダメ。
せめて両親のどちらかは夜、子どもたちと過ごした方が良い。親に余裕が無いと子どもの情緒が安定しない。そうなると、家庭は落ち着かない。
他にもコツのようなものはたくさんあると思うが
平凡に暮らすのって難しい。大変な事が次々起きることがある。そんな時、心まで貧しくならないように、全ての人に希望を。
でも、お父さんが事故で死ななくてホント良かったよ。本当はみんな、優しく仲の良い家族なんだから。
これから良い事がきっとあるはずだ。
Toko

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