父親は短気で激情的、母親は穏やかで中立的、息子は非行に走る反抗期で、娘は無垢で可能性を秘めているという家族の構成員の造形にファミリー・メロドラマ的な類型化を感じる。貧困という社会問題を扱った映画だが…
>>続きを読むケンローチ監督作品初めて観ました
いろんなところで評価が高いため、ずっと興味があったが、やっと観れた
重い作品
自分はこの家族ほど、仕事に人生を壊されていない
と思ってはいるが、それは妻が家庭にい…
救いがない終わり方、観客に考えさせる、といえばいいけれど、あまりにも放り出し放しのラスト。疲れて機嫌が悪かったり、コミュニケーション不足でグレたりはするが、根本的には登場人物が誰も成長しない。どう家…
>>続きを読むただひたすらつらい。イギリスの労働環境を少し調べると欧州最悪レベルとか出てくるし、今作で描かれているような人はたくさんいると思う。
日本でも搾取され続けている人もいるしリアルすぎて映画という娯楽は一…
『ゼロ距離で向き合う、ぼくたちの消費活動』
巧妙にアメに見せかけられた”自己責任”という名のムチで、自らを叩き走り続ける末端の人間と、それを司る端末…(言いたかっただけ)
ちゃんと、ちゃんと考え…
「私はダニエルブレイク」と続けて鑑賞。2つ続けて鑑賞するのは胸焼けが凄い。重すぎるよ…ケン・ローチ…。こちらもまた終始ため息しか出ない。八方塞がりの状況で立て続けに起こるトラブル。家族の奮闘を描いて…
>>続きを読む最後に家族を想うあまり仕事に向かう父親の姿のカットで終わるの苦しいなあ。誰も悪くないんだよ仕事の上司が悪者扱いされがちだけど。それぞれがそれぞれの人生を歩んでいて家族を誰かを想うがために苦しむことも…
>>続きを読む© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019