六

家族を想うときの六のレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
この人達を社会的弱者とは言いたくないけど
夫婦共にとても働き者だし、ほんと家族を想っている、もちろん子供達も然り
ただお金がない、働けど働けどそこから抜け出せない
ならどうすりゃいいんだ?

お金は無いよりあった方が良いのはわかるけど
そのお金を稼ぐため、愛する家族のために頑張るほど家族が壊れていく
その光景に心を締め付けられた、、
これじゃ本末転倒なのだがこの負のスパイラルに巻かれている人が現実にたくさんいる

ダニエルブレイクのセリフ
「地位の高いものには媚びないが、隣人には手を貸す」
「施しは要らない、当たり前の権利を要求する」
ダニエルのような優しさを持っている弱者も実際に居るはず
そんな人の正当な権利さえ認められないのは理不尽極まりない
明るく貧乏できりゃいいけど
現実問題お金がないとあらゆる余裕がなくなる
追い詰められた先にあるのは幸せではなく不幸せ

24時間営業のコンビニ
時間指定で届く荷物
便利でありがたいけど、それを支えているのは、、、人だ
ほんとにこれでいいのか!
今の世の中(日本)色々と考え直さねば、不況も少子化も止まらんぞ!

脱線した、、もとい
特別な、、家族だからこそ素直になれないってことも
俺も家族なんて疎ましいと思うことが多い
それでもやっぱり他人とは違う特別な存在ってことは分かっている
普段は会話も少なく居るだけでもイライラするくせに
神社とかでは家族の健康をお願いし、幸せであってほしいとも願う
根っこでは優しくしたいと思ってるのだが、、

ほんと家族ってなんなんでしょうね〜
六