うっちー

家族を想うときのうっちーのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
運送業×介護

日本だけではなく、世界的にも今問題視されている業界に焦点を当てた作品

ケン・ローチ監督が描く、貧困はいつもリアルで胸が締め付けられます

『わたしは、ダニエル・ブレイク』でも衝撃を受けましたが、この作品でも脚色された貧困ではなく、リアルな貧困が描かれています。

家族のために決断したはずなのに、どうして全部上手くいかないのか。

皆んな幸せになりたくてもがいているだけなのに。

病院のシーンに、ぐっと来ました

派手な展開はありませんが、ドキュメンタリー番組のような繊細な描写に100分間、目を離せませんでした

人生について考えさせられる映画🎬

親が子を想い、子が親を想う気持ちに胸を掴まれます。

p.s.
父親の涙には、色々な想いが詰まっています。
うっちー

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