じわりじわり水面下で静かに事が運ぶ様子は最高に不気味で、まさに「ゾッとする幸せ」。
このゾクゾクして胸がざわついて落ち着かない感覚が最高だった。
見ててゾクゾクしてザワザワしてソワソワするような映画はそんなに無いから、ありがたい(笑)
事前の宣伝でイメージしていたドラッグ映画ではないけど、なにも物言わぬ花が静かに確実に人間達を支配していく様子が生々しくてずっと薄ら寒〜く感じる。
和太鼓や笛が鳴り響く日本的な音楽がまた登場人物達の豹変する様子に合っていてすごくよかった。ビビットな色調と特徴的な音楽もあってなんかイット・フォローズと似た感覚を覚えたな〜🤔
最後まで見て「これはこれでハッピーエンドかもしれない」と思ってしまった自分にゾッとした。
ラストのちょっとした衝撃といい、全体的におとぎ話のような幻想的な映画だった。