たぐは

マティアス&マキシムのたぐはのネタバレレビュー・内容・結末

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

監督が演技するドラン映画を久々に観られて嬉しい。内容は過去作より滑らかになったというか、微妙な心の動きをゆったり観られた。なんか観ながら色んな人のことを考えてしまったな。
好きなシーンいっぱいあったけどキリがない。。

最初の道の映し方はマイプライベートアイダホみがあったような。途中グッドウィルハンティングも出てきたし、ガスヴァンサント監督の映画が本当に好きなんだな。

てかさ、お母さんアンヌドルヴァルさん。。?別人かと思った、さすがだなあ。ほんといい女優さん。この監督の映画ではもうこれからナタリーバイさんと交互にやってほしい。

あと分かんない例えとかオマージュ?たくさんあったけどさ、例えば英語とフランス語の使い分けとか、ケベコワとか、他の映画の話とか、分かるだけで全然楽しめ度が違うよね、でも一生追いつけない感。私がこの映画を理解できる日は来ない気がする。それが映画、特に洋画なのかな。1回ケベックには行ってみたいね。
監督の気持ちになってみたすぎてハイになってみたりタバコ吸いたくなったりする。これほど情動的に何もかも捨てるような夜を経験したい。分かるのと分からないのじゃ大きく違う気がする。

モントリオールってほんとこんな感じなんだろうなあ。幼馴染と永遠にパーティーして、顕著に所得・教育格差があるくらいには栄えてて、住み良いけど離れたい。雪がよかったなあ。

ラストはすごくよかった!
てか友だちいい奴ら〜!
たぐは

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