このレビューはネタバレを含みます
ドランさんは自分の魅せ方がわかっている。今回も美しかった。
すべての作品、ドランさんの物語のように思ってしまう。母親との関係や男友達との関係。
今回のお気に入りキャラは、妹ちゃん!それからケヴィンかな。2人ともジェスチャーがわざとらしく好きだった。
妹ちゃんが映画を撮る際に、色や社会的性の価値観や耽美派(訂正:印象派)で表現主義などを映画人っぽくいうシーンでは、ドラン自身まわりから言われてきたものなのかなぁとか、自虐なのかなぁとか、わからないけれど、そう思った。
赤と青。普段は逆。
逆光でシルエットがうつる廊下が、トムアットザファーム。ただ、今回は到着時ではなく出発の時。
おなじみのスローモーションに笑顔。